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Martinの「デジカメ指南」
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tips74 スペックからみたデジタル一眼レフ選び(α100編)
「デジタル一眼レフを買いがたいが、カタログの見方が分からないので解説して欲しい」という読者(キャノンユーザー)からの質問にお答えする形で、EOS kissデジタルXのスペックを例に、主な項目について平易解説を試みた「tips73 スペックから見たデジタル一眼レフ選び」。1週間もたたないうちに、知人から「今度はα100で・・・」とのリクエスト。アクセス数の増加もさることながら、初めてのデジタル一眼レフによせる期待の大きさを伺い知ることができるというもの。焼き直しの感は否めないが、購入に際しての参考となれば幸いである。
<スペックを読む>
【形 式】
・形式:フラッシュ内蔵レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ
文字どおり小型ストロボを本体に内蔵し、自動焦点(オートフォーカス)、自動露出の一眼レフレックスカメラの意味。
※一眼レフレックスとは、撮影用レンズとフイルムとの間に45°の反射鏡を配し、上方(一部のカメラにあっては側方)のピントグラスで実際の撮影範囲を確認出来るようにした型式のカメラ
・使用レンズ:レンズ ソニー製αレンズ(ミノルタ/コニカミノルタ製αレンズ動作確認済)
ミノルタのAF一眼レフαシリーズに採用され、登場当初からAFを前提として開発された世界で最初の一眼レフカメラシステムとして脚光を浴びた。5〜8個の電子接点をマウント内上部に設け、距離・焦点情報交換を行っている。ミノルタが後にコニカミノルタとなり、最終的にSONYが引き継ぐことになったこともあり、ミノルタ、コニカミノルタ製の全てのαレンズが使用可能となっている。
なお、撮像素子のサイズ(APS-C)が35ミリフィルムサイズ(フルサイズ)よりも小さいため、フィルムカメラの交換レンズを装着した場合、レンズの焦点距離に1.5倍したものが実際の焦点距離となる。
【撮像部】
・撮影素子:23.6x15.8mm(APS-Cサイズ)インターレーススキャンCCD、原色フィルター付
有効1020万画素APS-Cサイズ(23.6×15.8mm)の新開発大型CCD。
また、デジタルカメラでおなじみの赤(R)・緑(G)・青(B)という原色のカラーフィルターを搭載し、高解像度、豊かな階調表現、鮮やかな色再現で、被写体の細部まで高精細に表現。さらに、1020万画素のCCDに最適なマッチングを図った、赤外カット光学ローパスフィルターを搭載し、3枚の水晶板と赤外吸収フィルターを積層して、赤外/紫外カット機能を併せ持っている。
・画素数:総画素数:1080万画素、有効画素数:1020万画素
デジタルカメラでおなじみの画素数で、実際に撮影に用いられるのは有効画素数。このカメラ場合、1020万画素ということになる。
・アスペクト比 3:2
画像の縦と横の長さ(ピクセル数)の比率の意味。ちなみに通常のコンピュータのモニタはテレビの地上波放送、ハイビジョン以外のBS放送などと同じくアスペクト比4:3。
・ダストリダクション:帯電防止コートおよびCCDシフト駆動によるアンチダスト機能搭載
レンズ交換時にゴミやホコリがカメラ内部に入りこんで、CCD前面のローパスフィルターに付着し、画像に写りこんでしまうレンズ交換式デジタル一眼レフの問題に対応するのが、「アンチダスト機能」。CCD前面のローパスフィルターに静電気の帯電を防ぐ特殊な「アンチダストコーティング」を施し、ゴミやホコリの吸着を防止。さらに、カメラのメインスイッチをオフする際には、手ブレ補正機能メカニズムを利用してCCDを振動させる「アンチダスト駆動」を自動的に行うことで、CCDにゴミがつきにくいシステムを実現。万が一、ゴミが付着した場合でも、アンチダストコーティングの効果によりブロアーによる清掃だけで簡単に落とせる機能。
・撮像感度:AUTO、100、200、400、800、1600相当
撮像感度(いわゆるISO感度)はどのくらい光に感じるかということを表すもので、数値が大きい方が光に感じやすくなる。感度を上げることで同じ条件でもシャッター速度を早くして撮影できることから、手プレを防ぐ効果もある。室内や夕暮れ時などの光量が少ないときには感度を上げるのは有効な方法。反面、ISO400以上の感度になるとノイズが発生して画面がザラついてくるため、むやみに感度を上げればいいというものでもない。
【記録方式】
・記録媒体:メモリースティックデュオ(PROデュオ)CFカード(タイプI、II準拠)、マイクロドライブ
撮影データの記録には、SONYならではのメモリースティクデュオ(アダプター使用)のほか、最もポピュラーなコンパクトフラッシュカードとマイクロドライブ(1インチのハードディスク)を採用し、大容量のカードが使用可能。
・記録フォーマット:DCF 2.0準拠
DCFはDesign fule for Camera File system といって、デジタルカメラで撮影したデータをプリンタや他のデジタルカメラなど、異なる機器間でも使用できるように決められた規格。
・記録形式:JPEG、RAW、RAW+JEPG
デジタルカメラの記録方式でおなじみJEPGであるが、静止画像データの圧縮方式の一つで、圧縮率はおおむね1/10〜1/100程度。写真などの自然画の圧縮には効果的といわれ、ほとんどのデジタルカメラに採用されている。
RAWは、デジカメ内部で何の処理もしてない画像データ。つまりCCDなどの撮像素子から得られた電気信号をそのまま単純にデジタル化(圧縮なし)したもの。また、RAWは、画像処理されていないのでハードディスクに保存しただけでは表示できない。そこでデジカメに付属しているRAW処理ソフトなどで一般的な画像形式に変換することになる。
なお、変換作業(属にこの処理の過程を現像と読んでいる)は、ホワイトバランスなどのパラメーター(昼光や曇天、蛍光灯など)をユーザーが任意に設定することにより、自分好みの画像データを作り出すことができる。しかも、「JPEG」のデータをフォトレタッチソフトなどで修整するのと違い、画像データ自体が劣化することもなく、ハイレベルな画像を手に入れることが出来る。
RAW+JEPGは、それぞれ別ファイルで記録されるため、画像確認やWebでの使用にはJPEG画像を、パソコンでの現像/画像処理にはRAW画像を利用するなど、目的に応じて使い分けができる。
・色空間:sRGB、Adobe RGB
sRGBは国際電気標準会議 が定めた国際標準規格で、一般的なモニタ、プリンタ、デジタルカメラなどではこの規格に準拠しており、互いの機器をsRGBに則った色調整を行なう事で、入力時と出力時の色の差異を少なくする事を可能にしている。AdobeRGBはAdobe Systemsによって提唱された色空間の定義で、sRGBよりも遥かに広いRGB色再現領域を持ち、印刷や色校正などでの適合性が高く、DTPなどの分野では標準的に使用されている。
・Dレンジオプティマイザー機能:アドバンス/スタンダード/オフ 選択可能
逆光シーンのように背景と被写体の明暗差が大きい場合、被写体の暗い部分が見た目以上に黒くつぶれてしまうことがある。そこで、撮影シーンの画像状況を自動的に分析し、コントラストや露出レベルを自動補正。目で見たときの印象に近い自然な画像を表現する役割をするのが「Dレンジオプティマイザー機能」で、画像全体に対して均一に補正を行う「スタンダードモード」と、画像を細かな領域に分けて補正し、黒つぶれと白とびの両方を抑える「アドバンスモード」がある。
【ホワイトバランス(WB)】
・種類:オート、太陽光、日陰、曇天、白熱灯、蛍光灯、フラッシュ、 色温度設定(色温度:2500〜 9900K、CCフィルター:G9〜M9 全19段階)、 カスタム
朝日や夕日の色温度はおおむね2000K、普通の太陽光線は5000〜6000Kなどというように、光線状態を色温度と呼ばれる数値(K:ケルビン)で表す。
ホワイトバランスとは、この色温度が異なる光源状態でも、白色を正確に白く映し出すように補正する機能で、光の状況を自動的に判断し、適正な色状態を再現するオートホワイトバランス、晴天時や曇天時、蛍光灯、ストロボ光などあらかじめ設定された色設定を、その状況にあったものを選択し、適正な色再現を行うプリセットホワイトバランスが搭載されているほか、色温度による設定も可能。
【手ぶれ補正】
・手ぶれ補正機能:CCDシフト方式
カメラの揺れをボディ搭載の高性能ジャイロセンサーが検知して、ブレを打ち消す方向へCCD手ブレ補正ユニットを上下左右に駆動させ、わずかなブレまでしっかりと補正するメカニズム。
すべてのαレンズで手ブレ補正を可能とした「ボディ内蔵手ブレ補正機能」。シャッター速度で約2〜3.5段分の補正効果で、手もとのわずかな揺れから、普段は気づかない体全体の大きくゆっくりとした揺れにまで対応。薄暗い夕景や室内の撮影、望遠撮影、マクロ撮影など、これまで三脚やフラッシュが必要だった撮影シーンでも、手ブレを大幅に抑えた「手持ち」撮影」が可能となる。
また、ファインダー内に手ブレの大きさを5段階でインジケーター表示され、ぶれの度合いがリアルタイムで分かるほか、シャッタースピードや焦点距離から判断して手ブレ写真になる可能性が高いとき、手ブレ警告表示が点灯し注意を促す。
【ファインダー】
・ペンタプリズム: ルーフミラー式、アイレベル固定式
役割や光路はほぼペンタプリズム(一眼レフレックスカメラのファインダーに用いられる5角柱形で7面体のプリズム)と同じであるが、エントリークラスのオートフォーカス一眼レフカメラ等、コストと軽量化を重視した製品では比較的よく用いられている。ちなみにアイレベル式とは、多くのカメラと同様にカメラを目の位置構えるスタイル。
・視野率:95%
視野率とは、レンズがとらえる画像のうち、どの程度がファインダーの視野内に入るかを表す割合のことで、主に一眼レフの光学ファインダーの性能を示す指標として使われている。
・倍率:約0.83倍
肉眼で見える被写体の大きさに対する、ファインダー像の被写体の像の大きさの比率のことで、ファインダーに写る被写体の像が、肉眼で見るのと同じ大きさであれば等倍。それよりも数字が小さい場合は、肉眼で見るよりもファインダー像のほうが小さいことを意味する。
・アイポイント:接眼枠から約16mm
ファインダーから目を離した場合のファンダーの見易さの指標で、アイポイントが長い機種ほどファインダーから目を離しても像を見やすいことになる。
・視度調整範囲:-2.5〜+1.0dpt(ディオプター)
ファインダー接眼部右側のつまみで、視力に合わせて調整可能。プラス側は老眼または遠視向き、マイナス側は近視向き。ちなみに乱視は補正できない。
・フォーカシングスクリーン:固定式、スフェリカルアキュートマット
フォーカシングスクリーンとは、レンズを取り外した時に見える、ミラーボックスの上側に取り付けられている「すりガラス状」のスクリーン。オートフォーカスを使わずにマニュアルでピントを合わす場合には、このスクリーンを見ながらピントを調節することになる。「スフェリカルアキュートマット」を採用し、明るさとピント合わせのしやすさを両立。
・被写界深度確認:絞込みボタンによる
被写界深度とは、カメラで被写体にピントを合わせたときに、被写体前後の範囲の中でピントが合っている範囲のこと。ほとんどの一眼レフカメラは開放測光のため、そのままでは被写界深度が確認できないことから、いわゆるプレビューボタンを押すことによってピントが合っている範囲を知ることができる。
【オートフォーカス】
・AFセンサー:中央クロス9エリア8ライン
中央クロス9エリアのCCDラインセンサーを搭載。広いエリアをカバーしているのでピントの抜けが抑えられるほか、あらかじめ被写体の動きを予測して、ピントの位置を自動補正する「動体予測機能」を搭載。動き回る子どもや動物、スポーツなどの撮影でも、しっかりピントを合わせられる。
・AFシステム:アイスタートAFシステム
ファインダーをのぞくとアイセンサーが反応してオートフォーカスシステムが起動しピントが合う「アイスタートAFシステム」を搭載。ピント合わせのためにシャッターボタンを半押しする必要がなく、シャッターチャンスを逃さない。
・フォーカスモード:AF制御自動切り換え、ワンショットAF、コンティニュアスAF、ダイレクトマニュアルフォーカス
ワンショットAF:一度ピントを合わせるとAFがロックされ、ピントが固定される(止まっている被写体など)
コンティニュアスAF:中央のAFフレームで被写体を捉え、シャッターボタンを半押しの状態に保つと、被写体の動きに追従しピントを合わせ続ける(動いている被写体の撮影など)
AF制御自動切換え:ワンショットAFで合焦した後、被写体が移動を始めると、その移動をカメラが感知して自動的にコンティニュアスAFに切り替わる(動きの予測しにくい被写体など)
【露出制御】
・測光方式:TTL開放測光(多分割測光、中央重点平均測光、スポット測光)
多分割測光:画面を細かく分割して明るさを測る「40分割ハニカムパターン測光センサー」を搭載。全40エリアの測光データをもとに演算を行い、最適な露出値を導き出す(逆光や斜光など難しい光線状態でも、自動で失敗の少ない撮影が可能)
スポット測光:ファインダー画面中央エリアのみで測光(難しい光線状態でも狙った部分だけをスポット的に測光)
中央部重点平均測光:画面中央部周辺エリアに重点を置いて測光(経験と知識に基づいた露出補正が生かしやすい方式)
・露出モード:プログラムAE(AUTOモード/Pモード、プログラムシフト機能付き)、絞り優先AE(Aモード)、シャッター速度優先AE(Sモード)、マニュアル(Mモード)他
プログラムAE:被写体の明るさに応じて、シャッター速度と絞り数値を自動的にセット(全自動モードと同じように気軽に撮影)
絞り優先AE:撮影者が希望の絞り値を決めるとシャッタースピードが自動で設定される(背景をぼかした印象的なポートレートや風景撮影などに有効)
シャッター速度優先AE:撮影者が希望のシャッタースピードを決めると、絞り値が自動で設定(多彩な表現に使用)
マニュアル露出:撮影者がシャッター速度も絞り数値も、全て自分で決めるモード(いわゆる玄人モード)
・シーンセレクション機能:ポートレート、風景、マクロ、スポーツ、夕景、夜景/夜景ポートレート
いわゆるシーンモードと呼ばれるもので、モードダイヤルで被写体に合った撮影モードを選択するだけで、シーンに合った露出制御や画像処理を自動的に行う「シーンセレクション機能」を搭載。デジタル一眼レフカメラをはじめて使う人にも、複雑な操作をすることなく簡単にイメージ通りの写真撮影が可能。
ポートレート:背景を美しくぼかし人物を引き立てるほか、人物の肌をやわらかく健康的に表現
風景モード:ピントが深くなり、くっきりとコントラストのある表現に。風景写真や風景をバックにした記念写真などに適している
マクロモード:マクロ撮影に最適な絞りコントロールで、小さな花や昆虫を迫力ある写真に仕上げられる
スポーツモード:動きに追従するコンティニュアスAFと高速シャッターの組み合わせで、動く被写体の一瞬を鮮明に切りとるモード
夕景モード:美しい夕暮れの赤色を印象的に表現し、ドラマチックな一枚に仕上げるモード
夜景/夜景ポートレートモード:フラッシュ使用時は、人物も夜景もくっきり描写。フラッシュ未使用時は、暗い雰囲気を損なわずに夜景が取れる
AUTOモード:撮影シーンに合わせて、カメラが自動で設定。カメラまかせで簡単に撮影したいときに便利
・ISO感度:ISO100〜1600相当
ISO感度はどのくらい光に感じるかということを表すもので、数値が大きい方が光に感じやすくなる。感度を上げることで同じ条件でもシャッター速度を早くして撮影できることから、手プレを防ぐ効果もある。室内や夕暮れ時などの光量が少ないときには感度を上げるのは有効な方法。反面、ISO400以上の感度になるとノイズが発生して画面がザラついてくるため、むやみに感度を上げればいいというものでもない。
・露出補正:1/3ステップ+-2EV
逆光での人物撮影や紅葉風景などは画面内の明暗差が大きいために、カメラ任せの露出では暗すぎたり明るすぎたりと、イメージ通りの写真にならないことも多い。
そこで、露出補正機能を利用して+0.3(-0.3)EV、+1.0(-1.0)EV...というように、プラス(オーバー)側あるいはマイナス(アンダー)側に動かしてみてシャッターボタンを押す。あとは、逐次液晶モニターで確認しながら、露出を変えて撮影すればいい。(1/3は約0.3刻みの意味)
・AEロック
絞りとシャッタースピードの設定を強制的に固定すること。露出はカメラが測ることで自動的に設定されるが、多くのカメラはファインダーの中央部で測光しているため、カメラの向きを変えれば露出も変わってしまう。
そこで、AEロックを使えば露出が固定された状態でフレーミングを自由に変えることが可能となる。この場合、AEロックボタンを押し続けている間、露出は固定されることになる。
【シャッター】
・シャッター速度:30秒〜1/4000、バルブ、フラッシュ同調1/125(手ぶれ補正OFF時は1/160)
被写体に応じて自動若しくは任意(シャッター速度優先の場合)に設定可能。バルブとは(例えば1時間など)長時間にわたりシャッターを空けている時間を制御できるモード。ちなみにフラッシュ使用時は、手ぶれ補正がONの場合1/125秒に、手ぶれ補正がOFFの場合1/160秒に自動的に設定される。
【表示部】
・液晶モニター 2.5型クリアフォト液晶プラス
23万ドットの大画面液晶モニター「2.5型クリアフォト液晶プラス」を搭載。この高精細液晶が、今まで再現できなかった風景などの微妙なグラデーションまで映しだし、撮影画像の構図やピントの確認も容易。さらに、液晶モニターへの反射光や映り込みを抑える多層膜コーティング処理技術「ARコート(反射防止処理)」と、液晶画面の光の乱反射を抑えて被写体の色調をしっかり再現する「クリア処理」によって、液晶モニターが見づらくなるまぶしい太陽の下でも見やすく、きめ細やかで鮮やかな液晶表示を実現。
・撮影情報表示:ナビゲーションディスプレイ機能
撮影情報やカメラの設定を一目で確認できる「ナビゲーションディスプレイ機能」。カメラをホールドしたまま情報を確認できるので、撮影に集中できます。詳細表示(標準)に加え、重要な情報を大きく表示する拡大表示にも切り替え可能。また、カメラを縦位置に構えたときは、液晶の表示も自動で縦位置に切り替わり、スムーズに撮影を続けら、ファインダーから目を離すと自動的に液晶のバックライトが点灯し、ファインダーをのぞくと液晶が自動消灯する「アイセンサー機能」を搭載しているので、ファインダーをのぞくとき邪魔にならない。
<総評として・・・>
コンパクトデジカメには、もはや無くてはならない「手ぶれ補正」をボディ内に搭載。SONYのレンズのみならず、これまで発売されたミノルタ・コニカミノルタ製αマウントシステム用レンズも使用可能。しかも全てのレンズにおいて「手ぶれ補正」の恩恵を受けることができるα100。(ミノルタ、コニカミノルタの)フィルムカメラユーザーで、既に何本か交換レンズを所有している場合には、さらに強い味方となること間違いなし。
あとはお好み(予算等を含め)に応じてレンズをチョイスすれば、デジタル一眼レフの世界を堪能していただけるのではなかろうか。
<最後に・・・>
写りは「デジタル一眼」文句なし。しかも、気軽で失敗も少ない全自動モードも強い味方。レンズもチョイス次第で、安くて、軽くて、高倍率なズームレンズも多い。保存ファイル形式は、こだわりのRAW形式やJEPG形式(圧縮ファイル)などがあり、用途によってセレクトできる。初心者から玄人まで、レベルに応じて、こだわりのテクニックが駆使できる。デジタル一眼レフで撮影した画像なら、A3サイズに大伸ばしも楽々!
ちなみに、草稿を読んだ知人は、(私の薦めもあって)即決購入(α100、18-200mmレンズキット DSR-A100H)したことをお伝えしておきたい。あとはあなた次第! 思う存分デジタル一眼レフの世界を堪能していただきたいものである。なお、究極のレンズ選びについては既に校了し、近日中に公開を予定しているのでお楽しみにお待ちいただきたい!
2007年02月 write.
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