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Martinの「デジカメ指南」
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tips23 プラスα(コンバージョンレンズ)
普段、何気なく使っているズーム機能(レンズ)であるが、なかなかレンズの特徴には気付きにくもの。しかし、広角、標準、望遠レンズなど焦点距離の違いによって 独特の映像が生み出され、それぞれの焦点距離でしか描けない映像がある。とはいえ、望遠側に比べて、広角側の貧弱さが否めないデジカメズーム。そこで続編として、「ズーム機能が付いてはいても、もっと画角に変化がほしい」という諸兄に、ご紹介するのが「コンバージョンレンズ」。
<コンバージョンレンズ>
もともと、フィルムカメラやビデオカメラの世界ではよく知られているもので、レンズの前に取り付けて、「広角」や「望遠」などの効果を体感できるというしろものである。狭い室内や広大な風景、大きな建物などを写したいときなどには、ワイド(広角)コンバージョンレンズを。逆に被写体を大きくアップにしたり、遠くのものを写したいときなどには、テレ(望遠)コンバージョンレンズを使用することになる。このほか、クローズアップレンズといって、被写体の一部を超アップで撮影できるようなものもある。いずれも手ごろな価格から高級タイプ(純正品など)のものまでいろいろ発売されているのはありがたい。
<特徴>
レンズ周りにフィルター溝のあるデジカメには、そのまま装着(フィルター径をあわす必要がある)するだけOKであるが、フィルター溝のないデジカメには、かぶせ型のアタッチメント付きコンバージョンレンズ(機種によっては純正オプションもある)などが発売されている。デジカメメーカーはもとより、アクセサリーメーカーの「ケンコー」や「レイノックス」などのWebサイトなどでお確かめあれ!
※フィルター径が合わなくても、ステップアップリングというものも用意されている
<選ぶ際のポイント>
コンバージョンレンズによっては、画面の四隅がケラられたり画質低下(特に周辺が流れるように写るなど)が著しいものがあるので、よく確かめてから購入したい。もし、純正品でコンバージョンレンズが用意されているならばそれを利用したいものである。なお、コンバージョンレンズを装着すると、装着前までと写る範囲はおのずと変わってしまうので、光学ファインダーは使えなくなるもの(一眼レフタイプを除く)も多く、必然的に液晶モニターを見ながらフレーミングする(画角を決める)ことになる。
<ひとりごと>
一般的に、フィルムカメラで交換レンズを選ぶ時には、ついつい望遠レンズを購入してしまいがちであるが、一度、取りつかれたら手放せなくなるほど魅力的な「広角レンズ」。今まで見ていた世界が一変するほど、新鮮に感じるのは私だけであろうか。もの(コンバージョンレンズ)によっては、画質が大きく左右されるものも多いので十分な品定めを・・・。ま、いずれにせよ、手ごろな価格で「広角」や「望遠」効果が体験できるのは、誠にありがたい限りではある。
2003年03月 write.
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