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Martinの「デジカメ指南」
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tips22 特徴をつかめ(望遠レンズ)
普段、何気なく使っているズーム機能(レンズ)であるが、なかなかレンズの特徴には気付きにくもの。しかし、広角、標準、望遠レンズなど焦点距離の違いによって 独特の映像が生み出され、それぞれの焦点距離でしか描けない映像がある。これを意識的に使うことが出来たとしたら、その先にあるのは・・・。
<望遠レンズの特徴>
「望遠」という名前が示す通り、ズームを最大にしたり、テレコンバージョンレンズ(ズーム倍率を上げるレンズ)を使うことで、被写体を大きくアップにしたり、遠くのものを写せたり、背景をぼかしやすくできることから、風景写真やスポーツ、マクロ撮影やポートレートなど、幅広い撮影によく用いられてレンズである。
<撮影のポイント>
望遠(テレ)側で撮影した写真の特徴として、被写体を大きく拡大してアップにしたり、遠くにある被写体を引きつける効果などが挙げられるが、撮影には少々の注意と工夫が必要となる。遠くのものを大きく写せる反面ピントの合う範囲が狭くなり、画角(見える範囲)が狭いため、少し角度を変えるだけで目的の被写体を見失ってしまうことがあるので注意を要すること。また、被写体を際立たせた雰囲気ある写真を撮ったり、背景がゴチャゴチャしていて写したくない時などには、主役である被写体と背景の距離を十分に保つことが必要となる。特にコンパクトデジカメの場合には、望遠の倍率が低いため望遠効果(ボケの効果)が現れにくいので、液晶モニターでよく確認してみること。いずれにせよデジカメの場合には、撮影後、即モニターで拡大表示するなどして確認できるから安心ではあるが・・・。
<ひとりごと>
一眼レフタイプのデジカメでは、望遠になればなるほど画角が狭くなり、構図を固定できないことやカメラブレの原因にもなるなどの事柄も、常に念頭に置いておきたいもの。また、例えコンパクトデジカメであっても、花などのマクロ(接写)撮影や、じっくりと風景写真を撮る場合などには、三脚が「ある」と「ない」のでは結果は大違い。結果として、じっくり被写体や背景を見据えることで、ずいぶん撮影に幅が出来るものである。
2003年03月 write.
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