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Martinの「デジカメ指南」
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tips21 特徴をつかめ(広角レンズ)
普段、何気なく使っているズーム機能(レンズ)であるが、なかなかレンズの特徴には気付きにくもの。しかし、広角、標準、望遠レンズなど焦点距離の違いによって 独特の映像が生み出され、それぞれの焦点距離でしか描けない映像がある。これを意識的に使うことが出来たとしたら、その先にあるのは・・・。
<広角レンズの特徴>
広角という名前が示す通り「広い画角」を持ったレンズをいい、狭い室内や広大な風景、大きな建物などを写したいときなどに効果を発揮するレンズである。コンパクトデジカメではズームの最もワイド側ということになる。広い範囲を一度に撮影でき、近くから遠くまでピントが合いやすく、見た目以上の遠近感が出せるなど、意欲的な作品づくりが出来るレンズなのである。
<撮影のポイント>
広角(ワイド)側で撮影した写真の特徴として、遠近感が強調できるということを挙げたが、撮影には少々工夫が必要となる。広角(ワイド)側にして漫然と撮るのではなく、撮ろうとするものに出来るだけ近づいて撮ることが重要となるのである。また、少しの移動(カメラの)でも映像が大きく変化するため、フットワークよくベストポジションを選ぶのも重要な要素となる。
主役はより大きく、背景はより小さく写ることで、遠近感が強調された迫力ある作品が生まれるのである。しかし・・・、「撮ろうとするものに出来るだけ近づいて」といっても・・・。(ため息)
撮影会や行事など大勢のカメラマンがカメラを構えている場合、前に出て撮影するのは、相当勇気がいるものである。「それでなくても引っ込み思案なのに、そんなこと出来る訳が・・・」。などという声が聞こえてきそうである。(汗)が、しかし・・・。少しでも迫力ある写真を求めるならば、このハードルを越えなければならないのである。
<ひとりごと>
◇イメージトレーニングのすすめ
被写体をどの辺からどのように撮影すればどの様に写るか。イメージトレーニングをお勧めしたい。それには普段身近な被写体(家族やペットなど)で、広角(ワイド)側で、目いっぱい近づいて(くれぐれもピントが合う範囲内で)撮影するなどして、経験を積んでおくこと。(横位置だけでなく縦位置でも)
◇「すみません!ありがとう!」
撮影現場では、予め撮影する位置(ポジション)と角度(アングル)を素早くイメージし、周囲の状況を見極めて「すみません!」と一声掛けて前に出る。そして、躊躇せず数枚撮影し「ありがとう!」といって後ろに下がる。だれとて良いポジションから撮影したいもの。声を掛けてくれて一時的に撮影するのなら、「まぁしゃぁないか・・・」と思うカメラマン心理。これにつけ込むのもひとつのテクニックか・・・へ(__へ)☆\(^^;)
しかし、前には出てみたものの、なかなかシャッターを切らず、まごまごしているといると・・・
「こら〜!引っ込め〜!」などと罵声を浴びせられることになりかねないのでご注意の程を!
2003年03月 write.
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