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Martinの「デジカメ指南」
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tips19 ひと味違う写真(主役は大きく撮る)
「ひと味違う写真(画像)を綺麗に撮るにはどうすればいいか?」これは撮影する者にとって究極の願いである。しかし、その答えは意外なところに隠れていて、しかも、少しのコツで、ひと味もふた味も違う写真が撮れるとしたら・・・。
<主役は大きく撮る>
記念写真などを撮る場合・・・
往々にして「主役(手前の人物)も撮りたい」「背景(バック)の建物や風景も撮りたい」と欲張ってはいまいか。その気持ち分からない訳でもないが、背景を意識するあまり、結果として主役である人物が小さく写ってしまうのである。そして、写真をもらった人からは「どこに映っとるんや?」等といわれるのが落ちではなかろうか。
作品(写真)の良し悪しは別としても、何を撮りたいかが相手に分かる写真は好感を持って受け止められやすいものである。二科展をはじめ多くの展覧会を見る機会があろうが、素晴らしい作品ほど、作者の狙いや意図が明確になっているのは言うまでもない。近くで写真展を見る機会があるならば、「作者は何を撮りたいと考えているのか」「作者の狙いは何か」などに注目して見ていただきたい。案外上達への近道が隠されているものである。
<ポイントをまとめると・・・>
◆背景を多少犠牲にしてでも人物を出来るだけ大きく撮影する
◆人物を点景(風景若しくは背景の一部として扱う)として、背景を中心に撮影する
つまり1枚で見せるのではなく、2枚に分けることで人物と風景(背景の)のいいところを引き出させるのである。(教訓1:二兎追う者は二兎も得ず)
<おまけのテクニック>
主役である被写体(撮影しようとするモノ)を引き立たせるには、背景(バック)の処理が大きくものを言う。
※特に「花」などのクローズアップ(拡大写真)はその典型
撮影する場所にもよるが、「望遠側で撮影する(背景がボケて主役が浮き上がる)」とか「シンプルな背景を選ぶ」など、少し考えるだけで素晴らしい写真が撮れるということを覚えておいて損はない。
せっかく訪ねた旅先でのスナップ。後悔することなく、思い出をたくさん残して欲しいものである。
2003年02月 write.
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