ライトアップされた渡月橋 |
◆画像はJEPGで記録 多くの画像情報を記録するなら迷わずRAWで記録するのであるが、「手持ち夜景」は連射で画像を合成しノイズを軽減させるために(RAWに設定していても)JEPGで記録される。但し、Lightroom5での現像には支障はない。 ◆手振れ対策を 1回のシャッターで6枚の写真を高速連写し、高精度に重ね合わせて被写体ブレや手ブレ、ノイズを軽減処理してくれるとはいっても、手振れは極力避けたいもの。そのためにも、6枚のシャッターが押されている間は、出来るだけカメラを固定するつもりで撮影に臨みたい。 ◆転ばぬ先のバックアップ いつもいっていることであるが、決して1枚だけで決めようとせずに、後で泣かないためにも5〜6枚程度は撮影しておきたい。 ◆バッテリーは消耗する 1枚の画像を記録するのに6枚の写真が撮影されることになる。結果は1枚だが撮影枚数は6枚と考えるべし。仮に20枚の夜景を撮影した場合、120枚撮影分のバッテリーが消耗することになるので、必要に応じて予備も携行されたい。 ◆フラッシュは使うな! せっかくの雰囲気ある夜景が、フラッシュ一発で台無しに。人物を入れた夜景撮影なら面倒でも、お任せプレミアムオートなどの別なモードに切り替えること。 |
竹林の小径 | 竹林の小径 |
竹林の小径 | 竹林の小径 | 竹林の小径 |
◆調整のポイント 露出を下げて撮ってるため、全体的に暗めな仕上がりであったり、微妙に手振れしてるのかISO感度が高めだったせいか等倍で見ると細部がかなり甘いものもあり。そういう点を想定して出来るだけ遠景の撮影をお勧めした次第である。 【基本的には…】 シャドウのトーンや黒レベルをマイナスに動かす。程度は画像にもよるが…。 ・竹林の シャドウのトーンは -56から-14程度、黒レベルは -21から-6程度 ・京友禅 シャドウのトーンは-17、黒レベルは-9程度。 ・光のアート 黒レベル-60程度 ・渡月橋 シャドウのトーン-80程度
自然な彩度や彩度を上げて彩の調整をする。最後には、画像のメリハリをつけるために、ポイントカーブのコントラスト(中)を選ぶ。コントラストを上げることで、微妙な手振れや細部の甘い部分もある程度カバー出来よう。選択肢の一つとして今回は使わなかったが明瞭度などを使うことで、パッと見の印象が大きく変わる場合もあるので参考にされたい。特に(遠景を中心とした)小柄な被写体では効果は抜群だと言えよう。 但し、細かいことを言い出すと厳しいものがあるものの、印刷を考えずに(長辺800px程度で)Webギャラリーやスライドショーで見せるのであれば、十分楽しめるのではなかろうか。
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「Webギャラリー」スクリーンショット |
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