◆高度な補正ブラシ これまでは、スポット修正という主に写真のゴミ取りにつかう機能が付いていたが、これが機能アップ。これまでPhotoshopでしか出来なかったことが、LRでも出来るようになった。 ◆Uprightテクノロジー 写真の傾きや歪みをワンクリックで補正してくれる機能。以前のバージョンだと手動で設定したり、複雑なものはPhotoshopで別途修正しないと厳しかったものが、LR単体で、しかもワンクリックで出来るようになった。 ◆円形フィルター 段階フィルターの円形バージョンだと理解したほうがいい機能。これも以前はPhotoshopでしか出来なかった処理で、使い方次第で面白い効果が付けられそうである。 ◆スマートプレビュー LR4まではカタログのプレビューは低解像度の画像データが使われていたが、今回からは圧縮RAWを使えるようになった。元画像がなくても、プレビューだけでかなりクオリティの高い画像を書き出すことが可能というのがウリ。 ◆スライドショーのビデオサポート これまでは、静止画からしかスライドショーを作れなかかったものが、今回からは動画の素材も可能になっている。 |
LR5にコンバート後のカタログ一覧 |
【ステップ1】 現像モジュールで、ツールストリップのスポット修復を選択し、除去したい部分に合わせて、ブラシのサイズを調整する。 除去したい部分をブラシでなぞる。不要物が不規則な形をしていても、柔軟に修復範囲を選択できる。 【ステップ3】 マウスを離すと修復範囲が自動的に適切な背景で塗りつぶされる。自動で修復された結果が気に入らなければ、サンプル範囲をドラッグすることで、任意の背景をサンプリングすることができる。 不規則な形をしていても、キレイに除去された。 |
【ステップ1】 省略 【ステップ2】 除去したい部分をブラシでなぞる。 【ステップ3】 マウスを離すと修復範囲が自動的に適切な背景で塗りつぶされた。 単純背景ながら、これまで「ちまちま」修正してきたことを考えると、唖然としか言いようがない。 |
【ステップ1】 現像モジュールで、レンズ補正パネルの「基本」タブを選択する。 画像の歪みに合わせて、「Upright」オプションの「自動」、「水平方向」、「垂直方向」、「フル」のいずれかのボタンを選択する。ここでは、画像が水平、垂直の両方向に歪んでいるので、「フル」ボタンを押す。 以上の簡単な操作で、歪みが解消された。もちろん、このUprightテクノロジーによる自動補正のあとに、手動で微調整を加えることもできる。 |
【ステップ1】 現像モジュールで、ツールストリップの円形フィルターを選択し、部分補正したい部分を囲う。 効果パネルの各スライダーでフィルター部分を調整する。ここでは、人物を際立たせるように調整している。 主題がはっきりした画像に仕上がった。適用後に、円形フィルターの位置や形を調整することも、複数適用させることも可能。 |
【ステップ1】 現像モジュールで、ツールストリップの円形フィルターを選択し、部分補正したい部分を囲む。 効果パネルの各スライダーでフィルター部分を調整する。ここでは、露光量を調整し、木彫りのふくろうを際立たせるように調整する。 焼きこみ効果により、主題が明確になった。 |
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