レンズ構成 8群8枚 絞り羽根枚数 9枚(円形絞り) 最小絞り F2.8 最短撮影距離 0.35m(当倍) 最大撮影倍率 1.0倍 フィルター 55mm フード バヨネット式 大きさ・質量 φ75mm×98.5mm、約505g その他の機能 ADI調光対応、FHB、FRL |
(作例1) 梅雨期の早朝、偶然にも自宅庭で葉から零れ落ちそうな水滴を発見。背景は、農作業用ブルーシートの囲いを利用したもので、背景の単純化と濃いブルーの印象的な作品に仕上げたもの。マクロレンズ特有のボケ味の美しさとシャープさが際立っている。ちなみに水滴はほぼ等倍で、三脚を使用しての撮影である。 【撮影データ】 100mm/F2.8 1/30秒 0EV ISO50(FujiChrome Velvia) |
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(作例2) (作例1)同様、背景色にとことんこだわり、同系色の葉を利用することで立体感を表現した。 シャッター速度が稼げないため、ブレとピント合わせとの戦い。ここでもボケ味と、ピントの合っている部分のシャープさは特筆。一度は撮ってみたい被写体ではなかろうか 【撮影データ】 100mm/F2.8 1/15秒 0EV ISO50(FujiChrome Velvia) |
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(作例3) (作例1.2)とのシリーズを意識して、水滴の美しさと背景斬新さを心がけての撮影。水滴はいずれも等倍付近で、三脚を利用してピント合わせとブレには細心の注意を払っての撮影である。 ちなみに背景色の紅色は、息子のジャケットの色。背を向けてしゃがんでくれた息子に感謝の1枚である。 【撮影データ】 100mm/F2.8 1/30秒 0EV ISO50(FujiChrome Velvia) |
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(作例4) マクロ撮影といえば昆虫のいる風景を良く見かける。ところが花などの生物とは違って、じっと止まっていてくれることは稀である。この日は光線状態も良く高速シャッターが利用できる環境であったため、期せずして手持ちでの撮影を敢行した。もちろんミツバチの形などを言っておれないので、概ねピントが合ったと判断しつつシャッターを切っている。ちなみにマニュアルフォーカスであるからこそ連写も可能になるのであるが。 【撮影データ】 100mm/F4.5 1/1200秒 0EV |
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(作例5) (作例4)と同様にコスモス畑での撮影。ピント合わせは(当然のことながら)マニュアルフォーカスで、概ねピントが合ったと判断しつつシャッターを切っている。ちなみにフォーカスレンジリミッターを利用して、ピント合掌範囲を狭めての撮影も可能であるが、今回のミツバチなど、飛び回る被写体には向かない。 【撮影データ】 100mm/F4.5 1/1600秒 0EV |
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(作例6) 毎年この時期になると自宅庭にはマツバウンランが所狭しと咲き誇り、やさしい紫系の花びらに癒されるところである。花自体はごくごく小さなもので、できる限り目線を合わせて群生(重なり)を意識してのフレーミングが重要となる。地面に腹ばいになり、主役と背景の距離が出来るだけ遠くなるように主役を選ぶ。STFレンズのような、とろけるようなボケとはいかないものの、背景色にこだわっての撮影である。 【撮影データ】 100mm/F2.8 1/1000秒 0EV |
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(作例7) 自宅横の畑に咲いたすずらん水仙。被写界深度を稼ぐためにあえて絞り込んで撮影したもの。 背景が多少うるさいながらも、マクロレンズ特有の自然なボケが再現されている。(三脚を使用しての撮影) 【撮影データ】 100mm/F11 1/60秒 0EV |
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