レンズ構成 11群16枚 絞り羽根枚数 なし 最小絞り F8(固定) 最短撮影距離 1.2m 最大撮影倍率 0.25倍 フィルター径 62mm フード 花形バヨネット式 大きさ・質量 φ82.5mm×135.5mm、約760g その他の機能 ADI調光対応、FHB、SSM、リアフォーカシング |
(作例1) 3月も半ば、すでに梅の最盛期も終わり、あれほどにぎわっていた梅林園も静まり返っている。入口付近くに咲いていた数輪の枝垂れ梅の中から、背景との距離を測りながら300mm域で撮影したもの。 Gレンズ特有のボケ味のなだらかさも健在で、STFレンズにも負けず劣らずの作画が得られた。 【撮影データ】 300mm/F5.6 1/1250秒 0EV |
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(作例2) (作例1)同様、背景との距離と背景色にとことんこだわり、半逆光の透けた花びらでより立体感を表現した。F値5.6とは思えないほどのボケ味と、ピントの合っている部分のシャープさは特筆。十分に使い込めるレンズであると見た。 【撮影データ】 300mm/F5.6 1/640秒 0EV |
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(作例3) 比較的うるさい背景を選んでの撮影。主役である花びらはハイライトに輝く様で表現し、背景色は同系色ながら控えめなライティング条件を選んで撮影した。 「これが開放値F5.6の描写か」と目を疑うほどの、なだらかでやわらかなボケ味には、とても好感がもてる。 【撮影データ】 300mm/F5.6 1/1250秒 0EV |
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(作例4) 枝垂れ梅の撮影中、何処からともなく飛んできたジェット機。飛行機雲が青空に白く糸を引く。AFの迷いもなく、追い続けて数枚を撮影した。 軽くてバランス良いホールド感、手持ち撮影するのが楽しくなりそうなレンズである。 【撮影データ】 300mm/F5.6 1/1600秒 0EV |
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(作例5) 景観作物として、大規模に植えられた菜の花畑。あえてワイドではなく切り取って撮影したもの。何の変哲もない光景であるが、眩しいほどに光り輝く黄色がとても印象的であった。 【撮影データ】 110mm/F5.6 1/1000秒 0EV |
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(作例6) 一輪の菜の花をポイントに、背景には工場の白い壁を配しての撮影。光り輝く菜の花が白系の背景色によって、とてもファンタジックに仕上がっている。被写体と背景との距離を十分にとれば、ここまで高品位なボケが容易に実現できる。 【撮影データ】 300mm/F5.6 1/2500秒 0EV |
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(作例7) 自宅前に咲いたスズラン水仙。順光では、ごくごく普通の被写体であるが、逆光で、しかも群生する黄水仙の花を背景色に選ぶことで、白いスズラン水仙の花がドラマチックに浮かび上がる。300mm端で目一杯ズーミングして撮影。。こういう描写も手持ちで難なくこなせる、まことに重宝なレンズである。 【撮影データ】 300mm/F5.6 1/1250秒 0EV |
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