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Martinの「デジカメ指南」
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Lecture9 メモリーカードはどれを買えば?
フルサイズ、APS-C、ミラーレスデジタル一眼の登場など、目まぐるしい進化を遂げているデジタル一眼レフ業界にあって、コンパクトデジカメからの乗り換え組や新たに一眼レフを手にする諸兄も多いと聞く。
また、価格も一昔前のフィルム一眼レフ時代よりははるかに安価となり、「いつかは一眼レフ」をとお考えの諸兄も多いのではなかろうか。
とはいえ、気軽さ故に「買っては見たものの使いにくかった」、「考えてもみなかった」というような不具合に遭遇するケースも無きにしも非ず。また、これから購入をお考えの諸兄も、「一体どのようなものを買えばいいのか?」、「果たして使いこなすことはできるものなのか?」とお悩みをお持ちのはず。
そこで、多くのリクエストにお応えすべく、(筆者長年の経験から)こうしたお悩みにお答えすべく、今般、「デジタル一眼レフ入門講座」をスタートすることと相成った。tipsシリーズのカテゴリ集約や、入門者用の基礎的な知識や人には聞けない疑問なども織り交ぜながら、平易解説でお届けする。
今後、デジタル一眼レフを始められる諸兄の参考となれば幸いである。
<はじめに>
デジタルカメラ用の記録メディアには、いくつかの種類がある。以前は、デジタル一眼レフ用には、CF(コンパクトフラッシュ)カードが多く採用されてきたが、最近では、小型で扱いやすくコストパフォーマンスにもすぐれるSD系のメモリーカードが、その勢力をどんどん拡大している。
SDカードには、SD(最大容量2GB)、SDHC(最大容量32GB)、SDXC(規格上の最大容量2TB)と3つの規格に分かれており、現在のカメラであれば、SDとSDHCは問題なく使用できるので、大容量タイプが揃うSDHCメモリーカードを選ぶのが一般的だといえる。
<カード選びのポイント>
SDHCメモリーカードを選ぶ際には、2つのポイントをチェックしておきたい。
1つは、最低保障転送速度(SDスピードクラス)。クラス2、4、6、10…と設定されていて、上のクラスになるほど撮影データが高速でカードに記録されるということになる。快適に連写したり、ハイビジョン動画を撮影するなら、クラス6以上を選びたいところ。
もう1つは、カード容量。最近のデジタル一眼レフは高画素のため画像のデータ量も大きくなりがちであるめ、最低でも8GBや16GBといった容量のカードが必要になってくるのである。
クラス6
クラス10
<カードも値ごろに>
いまやSDカードも大容量化でSDHC規格となり、価格もClass10の16GBでなんと3000円を割るSDHCまで登場している。(お店で買えば少々高いが、ネットで探せば簡単に見つかる)
ちなみに筆者は、16GBのCFカードを常用しているが、1枚あたりフルサイズの圧縮RAWで約630枚(1枚約25MB)の撮影可能である。長期撮影旅行ならまだしも、1日の撮影枚数からして16GBもあれば十分であろう。あとは、予備用にもう1枚あれば十分だと申し上げておきたい。
デジカメは、要らない画像は後からでも消去できるのが専売特許。押さえの押さえに、たくさん撮っておきたいものである。
いずれもSDHC Class10 16GB 3000円未満で入手可能! Amazon
2012年05月 write.
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