◆順光 被写体の正面から光が均一に当たるために、きれいには写せるものの平面的になるのは否めない。 光線が強すぎると写される人自身がまぶしかったり、太陽が高い位置にあるとき(頭の上にあるようなとき)には、下方向に影ができるなどの難点もある。 ◆逆光 最近のカメラ技術の進歩で、カメラ任せでもかなりの作品が撮影できるようになってきた。とはいえ、光の強さや太陽が夕方のように低い位置にあるなど、場合によっては大幅に露出補正しなければならないケースもある。しかし、デジカメなら撮影する前から液晶モニタで露出補正の度合いなどを逐一確認することができるため、恐れるに足らない。 また、欠点とは逆に、人物(被写体)の輪郭に強い光が当たると輪郭に "ラインライト"と呼ばれるハイライト効果が出るなど、最も作品になりやすい光線で玄人に好まれる光線でもある。 ◆半逆光、斜光 逆光ほど条件は悪くないが光の高さによっては露出補正が必要となる場合も。逆光とともに最も立体感が表現できる光線状態である。 |
copyright©2014 Martin all rights reserved.