【メリット】 ・画像情報量の多さや階調性に優れている ・撮影時は被写体に集中できる ・RAW現像ソフトは、オリジナルデータを一切変更しない非破壊編集 ・撮影後の現像と補正で、より自分のイメージに近づけられる |
【デメリット】 ・JPEGよりもファイルサイズが大きいので、容量の大きいメモリーカードが必要 ・パソコンに保存するときも、大容量のハードディスクが必要 ・パソコン環境とRAW現像ソフトが必要 |
【出来ること】 代表的なのは、露出補正とホワイトバランス。撮影時に頻繁に操作するこの2点を、あとからリカバリーできるメリットは計りしれない。仕上がりモード、ノイズリダクション、逆光補正機能など、画像コンディションに関する設定なら、ほぼすべて調整できると考えてよい。ただし「白飛びと黒つぶれは、いかにRAW現像といえどもリカバリーできません」というのが今までの定説。 ところが、前述のAdobe Lightroom4では、強い逆光のせいで暗く潰れてしまった写真も、明るすぎて白飛びしてしまった写真も、シャドウ部とハイライト部を個別に補正することで、被写体のディテールがくっきりと再現された美しい写真に仕上げることが出来るようになっている。 |
【出来ないこと】 ピント位置とぼけ味。ピンぼけはどれだけシャープネスを強めてもリカバリーできないし、ぼけ味についても同様。そのためにもピント合わせと絞り値の選択は、撮影時にしっかり狙いを定めておきたい。 |
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