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Martinの「デジカメ指南」
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Lecture27 ISO感度とは?
イメージセンサーが光に反応する感度のことで、感度が高くなるほど速いシャッターが切れる反面、高感度ノイズが発生しやすくなるという欠点もある。
たとえば薄暗いシーンで光が取り込めないと、その分シャッター速度が遅くなり、そのまま撮影すると手ぶれが発生してしまう。このようなときにISO感度を上げ、シヤッター速度を稼ぐ訳である。
ISO感度とシャッター速度の関係には規則性があり、感度を2倍にするとシャッター速度は1/2になる。
仮にIS0100でシャッター速度が1/30の場合、同じ光量下でISO感度をIS0200にすると1/60秒でシャッターが切れる。同様にIS0400にすると1/120秒、IS0800で1/240秒となり、こうした規則性を踏まえ、手ブレしないシャッター速度になるまでISO感度を上げていくこともある。
このように、ISO感度はシャッター速度稼ぎに便利な反面、感度が上がるとともに高感度ノイズ(撮影画像がザラザラし、階調性や精細さが失われてしまう)が発生しやすくなる。
ISO感度を闇雲に上げると、画質が落ちてしまうので注意したい。
最近のデジタルカメラでは、高感度低ノイズ化か進んでおり、IS0800~1600程度まで上げても、通常の用途であれば申し分ない画質で撮影出来る。
機会があれば、一度、ご自身のカメラで高感度でテスト撮影して、ノイズののり具合をチェックしておいていただきたい。
ちなみに、Adobe LightroomなどのRAW現像ソフトなどに搭載されている、いわゆる「高感度ノイズ」を除去する機能も進化しており、目が離せないところである。
高感度ノイズ
ノイズ除去後
さらに、撮影後に再度画像を確認して、再調整してシャッターを押せば完璧である。
2012年08月 write.
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