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Martinの「デジカメ指南」
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Lecture25 絞り(F値)とは?
カメラのレンズには絞り羽根がついており、窓のような役割を担っている。窓を大きく開ければ、多くの光が差し込むように、絞りを開けると光を多く取り込むことができる。
逆に、窓を小さく絞れば、取り込む光の量を制御することが出来ることになる。
つまり、絞りを開閉することによって、明るさの違う場所でも光の量を調整して、好みの写真に仕上げることが出来るのである。
<レンズのF値とは>
レンズ付けられているF値は、レンズの絞り値を表わす数値で、焦点距離をレンズの口径で割って求められる。
F値は、F1.0を基準にF1.0、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22と表記されている。
レンズの絞りを一杯に開けた明るさを開放F値と言い、レンズに書かれているF値以上の明るさに設定することは出来ない。
F値の数字が小さければ小さいほど明るいレンズ、逆に数字が大きなレンズは暗いレンズということになる。
例えば、同じ焦点距離のレンズでも明るさの違うレンズがあるとしよう。
この場合、明るいレンズはファインダーを覗いたときに明るく見え、暗いレンズはファインダーも暗く写る。また、明るいレンズは絞りを開けることで大きくぼけ、暗いレンズでは明るいレンズに比べぼけが小さくなる。
さらに、明るいレンズでは暗い場所でも多くの光を取り込むことができるため、薄暗い場所でも絞りを開けて撮影することで高速シヤッターで撮影できるというメリットがある。
これらをみても、明るいレンズのほうがメリットは多い。しかしながらデメリットもなくはない。それは、重い・高価であるといったことであろうか。
2012年08月 write.
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