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Martinの「デジカメ指南」
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Lecture23 絞り優先AE
自動露出モードの一種で、撮影時に任意の絞り値を選ぶと、自動的に最適露出が得られるシャッター速度を設定してくれるもの。本格的な撮影でもっとも多用される自動露出モードで、この絞り優先AEを使いこなすことが、写真上達のポイントにもなっていいるといっても過言ではない。
<絞り優先AEを使いこなすために>
絞りを開ける(小さい絞り値を選ぶ)と、被写界深度(ピントの合う奥行き)が狭くなるため、ピントが合っている部分以外は大きくぼける。いわゆるぼけ味の大きな写真が撮れるわけである。
一方、絞りを絞り込む(大きな絞り値を選択する)と、被写界深度(ピントの合う奥行き)が深くなり、ピント合わせした被写体はもちろん、その前後も含めてシャープに写ることになる。
このように絞り値を変えることで、写真のぼけ味を自在にコントロールできることから、絞り優先AEは絞り値の制御に専念できるため、ぼけ味のコントロールに最適な撮影モードとなっているのである。
例えば、背景をぼかした写真はやわらかな雰囲気が出るうえ、煩雑な背景をすっきりとさせることが出来る。
また、主役が引き立ち、何を撮りたかったのかが明確になるというメリットもある。
この場合のポイントは次のとおり・・・
・カメラの絞りを開ける
・焦点距離の長いレンズを使う
・被写体に近づく
・被写体と背景との距離を離す
2012年08月 write.
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