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Martinの「デジカメ指南」
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Lecture1 デジタル一眼レフはスゴイ!
フルサイズ、APS-C、ミラーレスデジタル一眼の登場など、目まぐるしい進化を遂げているデジタル一眼レフ業界にあって、コンパクトデジカメからの乗り換え組や新たに一眼レフを手にする諸兄も多いと聞く。
また、価格も一昔前のフィルム一眼レフ時代よりははるかに安価となり、「いつかは一眼レフ」をとお考えの諸兄も多いのではなかろうか。
とはいえ、気軽さ故に「買っては見たものの使いにくかった」、「考えてもみなかった」というような不具合に遭遇するケースも無きにしも非ず。また、これから購入をお考えの諸兄も、「一体どのようなものを買えばいいのか?」、「果たして使いこなすことはできるものなのか?」とお悩みをお持ちのはず。
そこで、多くのリクエストにお応えすべく、(筆者長年の経験から)こうしたお悩みにお答えすべく、今般、「デジタル一眼レフ入門講座」をスタートすることと相成った。tipsシリーズのカテゴリ集約や、入門者用の基礎的な知識や人には聞けない疑問なども織り交ぜながら、平易解説でお届けする。
今後、デジタル一眼レフを始められる諸兄の参考となれば幸いである。
<レンズ交換ができる>
一眼レフの最大の特徴は、何といってもレンズ交換ができるという点であろう。
広角レンズや望遠レンズ、マクロ(接写)レンズなど様々なレンズに交換することができるので、用途によって様々な撮影ができること。純正レンズだけでなくレンズメーカーのレンズでも規格(マウント)が一致すれば使えるので、おのずと交換レンズのバリェーションは広くなる。仮に、カメラ本体を買い換えたとしても同じマウントであれば、所有レンズをそのまま使うことが出来るのも一眼レフならではのメリットである。
シーンや場所に応じてレンズを交換し撮影することで コンパクトカメラでは決して表現できないバリエーション豊かな写真を撮ることが出来ることから、おのずと上達への道が開けるといえよう。
<大型撮像素子を採用>
また一眼レフは、コンパクトデジカメよりも格段に大きい(面積の広い)撮像素子を採用しているため、同じ条件で撮影しても、コンパクトデジカメより大きなぼけ効果が得られたり、高感度撮影(暗い場所など)時でも良好な画質が得られるといった特徴も見逃せない。
通常のL判や2L判程度ではほとんど違いは分からないものの、A4サイズ以上にプリントするとその違いは明らかである。
撮像素子のイメージ図
<シャッターチャンスに強い>
もうひとつの大きな特徴として、シャッターチャンスに強いことが挙げられる。
一眼レフに採用されているピント合わせの方式(位相差AF)は、コンパクトデジカメに採用されている方式(コントラストAF)よりも高速で駆動するため、動いている被写体を連続的にAFで追い続けたり、思い通りの瞬間にシャッターを切ることができるのである。ピント合わせに必要な時間、シャッターボタンを押してから撮影が終わるまでの時間、画像データを記録する時間など、一眼レフは全てにおいて秀でているといえよう。
※作例のように、動感あふれる被写体には、一眼レフが最も適しているといえる
<変わり種「ミラーレス一眼」>
なお、最近では、ミラーレス一眼(反射型ミラーを搭載していないカメラ)が数多く発売され人気を集めている。このカメラの場合、構造的にはコンパクトデジカメに近いものの、レンズ交換が可能な点や、大きい撮像素子の搭載といった点では、一眼レフと共通のメリットがあるといえよう。
2011年12月 write.
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